アイドルの約束をわたしは信じない

アイドルに生かされアイドルに殺される

11/30 BTSペンミ 感想

はてなブログを開設したことすらすっかり忘れていた。浦島太郎だ。
ライブへ行ったら、熱が冷めないうちにきちんと感想を文字に起こそうと思っているのに、いつまで経ってもそれができない。
iPhoneのメモに2015年4月のEXO横アリペンミの感想がまだ書きかけで残っている。正直何も覚えていないし、この続きはもう書けないし、一生そこ(メモ)にいるだろうなと思う。
なので、今回こそは熱が冷めないうちに感想を。

来たる11月30日(水)防弾少年団のペンミーティングに行って来た。8月ぶりの代々木体育館。
このペンミ日程、恐ろしいことに全てド平日である。ひどい。ちなみにEXOもほぼ同じ日程で東京ドーム。仕事の関係でこの週はどうしても早く上がることができず、唯一行けそうな日にバンタンペンミを選んだ。後程、なんとか無理してでもペンミ翌日のEXOコンに行けば良かったと後悔するのである。すごい良かったらしいじゃない…行きたかった。
というか、人が土日休みに転職した途端にドドド平日にばかりイベントがあって辛い。

ペンミの席はアリーナ後方。アリーナ入口のすぐ横の席だったためメインステージはほとんど見えず。センステから後方に続く花道はわりと近かったかな。
隣の先は若い女の子たち。(というか、ほとんどが若い女の子たちなんだけど。)
お隣の女の子たちは代々木参戦3日目だったらしく、始まる前から散々ネタバレをぶちかましまくってくれた。勘弁してくれ。
なんの曲をやるとか、数十分後には分かることだしどうでもいいし、なんならセトリどんなんなんだろう?と少し検索した状態で行ったけれども!自分の目で見るのと、他人の口から聞くのでは大違いである。そういうのは新大久保でサムギョプサルつつきながらやってくれ。

さて、まずは ぴたぬんむる(変換が面倒)のMVから始まりメインステージでのFOR YOU。双眼鏡が無いと何も見えない。
そう、わたしはシュガペンなので、基本的にはシュガちゃんしか見ておりません。恐らくおたくはみんなそうだと思うけど、どの曲のどの部分で推しがどこにいるのかを把握しているから、ステージが遠くても、ハイハイいつものポジションね、とそちらを目で追えば推し(極小)がいるから自分のオタク力(おたくりょく)万歳である。

あと、本当に申し訳ないけど、日本語の曲を全然聴いていない。全然というか全く聴いていない。もともと日本語曲のFOR YOUとかは別だけど。
きっと、原曲の意味をなるべくそのまま伝えようと一生懸命(かどうかは知らんが)日本語に直していただいていると思うけど、自分の推しが、それこそ血と汗と涙を滲ませて作った曲を他の誰かが別の言語にしていて、しかもそれが大抵クソダサいものに生まれ変わっていると思うとどうしても受け入れられない。ていうか単純に日本語の歌詞がダサい。
わたしも友人も原曲しか聴かないので、ライブで日本語verを聴くたびに顔を見合わせて「これ日本語あるんだね〜」と言い合う呑気ぶりである。一方、隣の若い女の子たちは日本語verでもかっちりとコールをキメていて感心した。

상남자、Danger、I NEED YOUのメドレー
これもきっと韓国語なら素敵〜(ハート)となっただろうが、いかんせん歌詞が「惑わせるな もう!ダメだ、おい!ふざけてるのか?!」なもんだから、せっかくのアコースティックが台無しである。おい、ふざけてるのか?!とこっちが言いたい。サンナムジャとデンジャーではなく、せめてRUNの方が良かったのでは。
しかし、ジンニムのギターはとても良かったのでまたちゃんと聴きたい。ジンニムギターとジミンちゃんボーカルで何か歌ってほしい。

21世紀少女、良かった。
なんたってサビでうちのシュガちゃんがセンターに出て踊る曲である。ダンサーではないので後ろで踊ることが多いシュガちゃんが、サビで!!センターで!!踊るのである!!しかも今回はセンステで。
プチャヘンザである。いくらでもプチャヘンザするよ。いくらでもビーティーエス!と叫びますよ。20世紀生まれだしもう少女じゃないけど。

フンタン少年団、こちらは日本語。
センステからメンバーが各花道を通りファンの元へ。やはりライブで盛り上がるこの曲、日本語にする必要があったのだろうか。
ちなみにこの曲はホビちゃんとテテちんの掛け合いの部分が大好きである。あとテテちんのダンスパート。かわいい。当たり前だが、日本語バージョンでも彼らの可愛さは健在なので良しとしよう。

そしてお次は솝のお疲れソング!
もう!これを!!楽しみにしていたのである。このペンミ、韓国アーティストペンミあるあると言っても割と「???」な部類に入るであろうぐだぐだゲームコーナーや、アンコールのトロッコが、誰もいない 客席ですらない機材?骨組み?の後ろを通るなどなど、曲構成以外を見るとなんとも言い難いペンミだったのだが、ソプのこのおちゅかれソングは最高であった。間違いなくわたしの中でこのペンミNo.1はおちゅかれソングである。
バンタンの数ある曲の中で、メロディーラインを一切担当してきていない推しが…ラップパートしかしない推しが…おちゅかれソングではメロディーを歌うのだ。SAIKOU……ホビちゃんありがとう。というか忙しいのにちゃんとした曲に編曲してくれてシュガちゃんありがとう。本当にただただ可愛い。ホビちゃんとシュガちゃんがただただ可愛い。可愛い。本当に可愛い。
わたしは推しに関して何か言いたいと思っても語彙力がないので「可愛い」しか言えない。ノムキヨウォ。

仕事帰りに行ったのでこの辺でもうわりと力尽きていたのだが、アンコールでI NEED U(日本語ver)のサビをコールする流れに。YUKIのライブのアンコールでティンカーベルを歌うことを思い出した。最近行ってないな。行きたいな。
アンコールは普段は割と若い衆にお任せしてしまうタイプなのだが、今回は頑張った。頑張って歌った。もう何度もライブで歌詞を聴いていればさすがに覚えるので、お隣の若い子たちと一緒に歌った。案の定、次の日の朝起きたら声がカスカスになった。体もバキバキになった。声帯もろとも弱すぎる。

ちなみに、シュガちゃん抜きにしてアップでモニターに抜かれてキャーキャー言ったで賞は、ナムさんとぐうちゃんである。
わたしはナムさんのえくぼペンだし、ぐうちゃんの思春期の肌ペンなのだ。もっと抜いて欲しかった。アップで。あと花道に来ても二人ともスタイルが抜群なので最高であった。モニターで見ても裸眼で見ても最高。前から見ても後ろから見ても最高。頭の先からつま先まで最高!
そういえば、最近ヨギパを全然やらないね!ヨギパ大好きなのでやってほしい。リップスライムみがいいよね。

そんなこんなで、ライブ後お決まりの「今日もみんな可愛かったね〜」をキメて帰宅しました。可愛かった〜〜。

MMAやMAMAでの受賞のことも書きたい。忘れないうちに。
今年の歌手賞受賞、本当におめでとうございます。

はじめに

高校時代、アニメや漫画や声優やアイドルが好きで、共通の趣味で知り合った年上のお姉さんたちによく遊んでもらっていた。
好きな声優のイベントや、好きなアイドルのライブや、好きなジャンルの同人即売会があれば、校則違反を犯してまで無理やりしていたアルバイトで貯めたお金を握りしめて群馬から東京まで出てくる所謂"オタク"であった。
大人になれば、経緯はどうであれ、自然と"オタク"を卒業するものだと思っていた。

高校を卒業して数年が経った。ついでに言えば、4年制の大学も卒業してしまった。
就職活動は苦労もせず、何も困ることもなく進み、業界ではわりと大きい会社に就職した。そして3年経たないうちに退職した。
なぜ退職したかというと労働環境や給与形態やら上司やなんやらと様々な理由があるが、大きな理由としては、オタク活動に支障をきたすからである。
イベントやライブは土日に催されることが多いが、わたしが勤めていた会社は土日休みではなかった。土日こそが会社としての稼ぎどきであった。
ではなぜ土日休みではないと入社前から分かっていた会社に入社したのか。それは、社会人になれば"オタク"を"卒業"するだろう、と思ったからである。

結論から言えば、社会人になってもなお、"オタク"を全く卒業できていない。
アニメや漫画を見ることは少なくなった。二次元のキャラクターにもあまり興味が湧かなくなった。しかし問題は三次元だ。
どういうわけか、いい大人になった今、同じ時代を生きている"アイドル"と呼ばれるひとたちの"オタク"をしているのだ。

母親の影響から、もともとジャニーズは好きであった。今もジャニーズが大好きである。もちろん、他の事務所のアイドルも好きだ。男性アイドルに限らず女性アイドルも好きだ。女性アイドルが好きすぎて同性愛者だと思われたこともある。
そしてアイドル好きは国境まで越えてしまった。KPOPと呼ばれるものにハマってしまった。絶対にハマらないと思っていた。まんまとハマってしまった。
外国語の授業が大嫌いだったわたしが、自ら韓国語のテキストを買って勉強をした。仕事中、フレッシュネスバーガーでアボカドバーガーに食らいつきながら一文字も読めないハングルの勉強をした。話せはしないが聴き取ることはできるような気もしなくもないと言いたいところだが、正直何を言ってるのかサッパリだ。別にいいのだ。問題はそこではない。

大人になれば、当たり前のように"オタク"を卒業すると思っていたわたしが、息をするように"アイドルオタク"をしている現状が問題だ。と、思ったりもするのだが、別に誰に迷惑をかけているわけでもないし、毎日が楽しいので、わたしはこれからも"オタク"を続けていこうと思う。